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主な症状に対する考え方

肩こりについて

肩こり時の身体の状態

【腕・胸】

細かい作業や、腕をよく使う仕事の方は、指(特に親指)に力が入りやすくなります。すると手首が曲がります。 その手首が曲がった状態での疲労が長期にわたると、腱鞘炎の原因にもなります。

また、肘が外に開くように力を入れるようになり、肘から二の腕の外側の筋肉(三頭筋)に負担がかかります。

肘が外側に開くと、脇が開くと同時に肩甲骨が挙がり、外に引かれます。腕の付け根が内に巻き込むように入り込んで肩が内に入り、首をす くめた状態になります。 背中が丸くなる、所謂“猫背”です。 この状態は胸の内側の筋肉が強い緊張をしており、呼吸も浅くなっています。

肩こり【 首】

頭の重心が体の前方へ来ていると、4,5~5kgの頭部を支えるため、首、肩の筋肉は緊張を強いられます。 頭が前に出ているということは、首の横から前面へ至る胸鎖乳突筋が収縮しています。それを首の後ろの筋肉が前に行き過ぎないように収縮して前後の引っ 張り合いが起こってきます。

頚椎(首の骨)は前方に緩やかな湾曲が自然にありますが、この状態は、頚椎を後弯させ、真直ぐな状態、ストレートネックの原因になりま す。 頭が前に出ることによって首だけでなく、肩も前にバランスを崩し丸くなります。

これは腕からくる肩の凝りの逆の経路を通って、脇を開き、腕を疲労させます. 頭の重心が前にくるのは、パソコンやデスクワークなどの作業環境としての問題もありますが、感覚器の中で最も大きなウエイトで使用されている視覚に 引っ張られる事と、それに伴い意識が前に向いているためでもあります。

【腰】

腰痛がなくても、腰が疲労していると、腰にある広背筋が緊張し、硬く、短くなります。すると、その上にある僧帽筋を引き下げますが、僧 帽筋はバランス の崩れを修正しようと、上方に引っ張り上げようとします。ここでも引っ張り合いが生じ、肩は挙がって首がすくんだ状態になってしまいます。 腰の疲労は、さらにその下部の問題もあります。

たかが肩凝り、と言えども・・・

肩こり背中が丸くなるから姿勢を正そうとして胸を張っても他の部位が変わらないので、すぐに辛くなったり、痛みを覚えたりしてしまいます。

肩凝りといえども、全身のバランスから考えなければなりません。 マッサージなどに行かれても、辛い部位だけでなく、全身を施術してもらうほうが効果的です。

「肩凝りぐらいなら整体でなくても…」と思うでしょうが、上に挙げた腕・胸・首・頭・腰の影響、さらにはそれらにかかわる下半身や、動 き方、筋肉の緊張の習慣、ストレスや精神的な問題と、全身の状態と関係があり、肩単独で考えることはできません。

【注】 本人はいたって真面目にポーズをとっております。

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